おはようございます。
さて前回のブログで予告の通り、社長に対し、喧嘩をふっかけて
しまった私の結末をご報告します。
前回のブログをご覧になっていない皆様は、こちらを読んでから
どうぞ。
もう絶対に値上げしかない、だって日本全国で牡蠣の供給量
が少ないんだから。
メーカーだってこれ以上仕入れ値を下げることは、どんな状況で
あっても無理!それなら取引しなくてもいいです。この牡蠣を
欲しい飲食店は、たくさんあるから、と超強気。
もう値上げするしかない、あれだけお客様から支持されているん
だから、最小限の値上げなら許されるだろう、これが仕入担当者の
答えだ。
これだけ考え抜いたんだから社長もわかってくれるに違いない!
と今までの経緯を報告、自分の考えを述べました。
すると社長からの返答は以外なものでした。
「去年と同じでやればいいんじゃないの?」
はい?
何?
この人アホ?
(↑もちろん心の中の叫びですよ。ここまでは。)
「社長!今話した通り値段がこれだけあがってるんですよ。
去年と同じ金額で販売できないのは、小学生でもわかりますよ。」
「売値から仕入値を引く3ケタの算数わかりますよね?」
「社長が何も考えないで決断するなら、これからは、私も
何も考えずに、自分の思い通りに仕事させていただきますから!!!」
久し振り、というか長い仕事人生において初めて権力者に対し
怒りをぶちまけてしまいました。
しかし、この後このバカな仕入れ担当者は、大変恥ずかしい思いを
するのでした。
「俺が、何も考えてないって言うのは、微妙に違うな。正確には、
俺は、お客様のことしか考えてないってのが正解、今回の決断は。」
「去年、邑久の牡蠣がヒットした。それは、仕入担当者の実績だと
思う。でもヒットした要因は、牡蠣の品質と値段のバランスがお客様に
支持されただけだから、今回あなたが提案した売値ではバランスが崩れると思う。
それなら、とにかくお客様に喜んでもらうという原点にたって考えれば
去年と同じ値段で売ってもそれは損失ではなく、必要経費なんじゃないの?」
「まあ、そっちも冗談で言ってるんだろうから、俺も冗談で答えるけど、
3けたの算数は出来るよ。ついでに冗談で質問するけど、利益とお客様の
満足、どっちが先かわかる?」
去年の牡蠣のヒットによって有頂天になっていた自分も見透かされ、
商売の原点を忘れていた自分について再認識した出来事でした。
さてさて、恥ずかしい出来事を皆様にさらけだしたところで、本題の
邑久の牡蠣フェアです。
なんだか、今回も長くなってしまいましたので、
次回、ブログタイトル「すごいぞ邑久の牡蠣」にてこの牡蠣の何が
凄いのかを、ご紹介します。
海のない埼玉でも新鮮な魚介類を気軽にお召し上がりいただきたい。
これがそうまの目標です。
目指すは、埼玉の漁港。
合言葉は、埼玉に海を!
--------------------------------------------------—-
埼玉で美味しい和食・寿司・刺身を食べたいときは、ぜひ「そうま」へお越しください
そうま川島本店 049-297-0276
そうま東松山店 0493-25-3058
そうま上尾店 048-783-0755
そうま坂戸店 0120-916-514